『駆逐艦樺建造報告』表紙と思われる紙面。横須賀海軍工廠、大正四年六月廿三日、「平賀中佐へ呈示」の記載がある。
建造・製造に関する報告書の目次で、命令、準備、工事、公試、重量、工数、予決算比較や各種付表の構成が示されている。
造機部・造船造機部の製造材料費一覧表(その二)第十一表。注文・使用材料数量、造兵部の人工工事日数、工事一般や需品庫の状況を記す。
大正三年の中型駆逐艦一隻建造命令に関する資料。横須賀海軍工廠への製造訓令、予算改正と船体費・機関費内訳を記す。
急速建造に伴う部材納期と工事予定表の資料。大正三年十二月一日起工、四年二月六日進水、三月上旬竣工予定と記す。
大正三年十二月一日起工の艦建造経過資料。交渉会や各部の努力により進水・公試を経て、三月十五日に艦長へ引き渡した経緯を記す。
『駆逐艦樺建造報告』の一頁と思われる見開き文書画像。大半は空白で、「フテ之レヲ左ニ述ヘン」や丁数らしき「一四」が見える。
造船部の製造計画に関する資料。大正三年九月十日に製造方法書等を受領し、配給鋼材の到着・配付経過や十二月一日起工を記す。
山城の注文材料・貯蔵材料を駆逐艦工事へ転用する方針と、引張力試験結果、使用量、廠内製作採用の理由を記す資料。
外国品使用を避け在庫品を活用した方針と、造船部の製造準備状況を記す資料。製造主任は海軍造船中監平賀譲、担当員に久保綱彦らを挙げる。
大正三年十二月一日、第一船渠内で起工した製造工事の概要。船台、クレーン、各機器など造船部の設備が記されている。
駆逐艦建造工事の迅速化に関する記録。仮船台での仮組立、起工後の進捗重量、水圧試験・機関搭載・船体形状維持の留意点を述べる。
大正四年一月末から二月六日までの造船工事進捗記録。百十五区画の完了、重油タンク試験、缶・推進軸機械搭載、進水式挙行が述べられる。
本艦の竣工成績と、造船部による原計画からの改正点を述べた資料。外板二重張り廃止、高張力鋼使用、艤装品の重量軽減などを記す。
工廠工事で鋲の形を改良した記述と、「十二 八」として造船部所掌の櫻・樺の計画重量と実際重量の比較を示す資料。
橋立および吾妻の重量比較と、常備状態で計画より一六噸半超過した旨を述べ、続いて試運転・諸公試の経過と良好な成績を記す。
大正四年三月十五日の駆逐艦引渡し報告。公試成績、三十一ノット余の速力、竣工後の整備と製造日数等に触れる。
大正四年三月十五日受領の造船部就業記録。竣工までの就業日数、職工数・就業時間、残業状況と平均残業一時間半を記す。
「七 予算決算との比較(造船部)」として、中型駆逐艦艇製造費の予算決算対照を大正四年二月十日調べで記す資料。工数・工費・材料費・附属費の予定と実際を比較している。
造船部の工事進捗が良好だった原因と予算・決算差の説明資料。廠長訓示の実行、職員・職工の協力、勤務体制、工程計画の適切さを挙げる。
本艦建造の進度促進策を述べた資料。図面提出促進、材料準備、艤装工事の前倒し、「急がば回れ」による手戻り皆無などを記す。
進水前後から完成期の工事進捗と完成後成績を重視した方針を述べ、建造費増加の要因や船体強度・重量軽減策を記している。
造船工事の品質重視と費用管理に関する記述。水圧試験や汽機搭載の手順を守り、決算で八万七千円の剰余を生じた理由を述べる。
資料『駆逐艦樺建造報告』中の損傷した写真頁とみられ、台紙上に黒い剥離・欠損断片が三か所残るが、具体的対象は判別困難。
造機部の製造計画で、大正三年九月四日以後の材料配給状況や、機関・補助機械の廠内外製造、配給品・貯蔵材料の使用方針を記す。
大正四年三月三十一日調の機関製作資料。工廠外製造五件の品名・数量・請負会社と、使用外国品の材料・代価が列挙されている。
『駆逐艦樺建造報告』の別表(F)「駆逐艦樺使用材料(造機部)」で、丸鋼、鋼板、真鍮板などの品名と数量・重量・代価欄が並ぶ。
亜鉛板、真鍮管、銅板、仙人山銑鉄・釜石銑鉄など各種金属材料の品目別数量・金額を列記した明細資料。
ヘマタイト銑鉄、銅地金、純重油、ニッケル、フェロシリコン、ネーバルブラスなど資材名と数量・金額らしき数値を列挙した一覧資料。
クリンカー検水計に関する部品・材料の一覧で、ガラス板、真鍮管、各種鋲、真空計、圧力計、二方コック等と数量・数値が列記されている。
鋼製ねじ、鉄製割ピン、各種軟鋼線・銅線・真鍮線織物、石綿紙形など、金属・線材・石綿製品の品目を列挙した資料。
石綿組、石綿成形、アメリカンクロース、杉材などの品目名と数量・金額らしき数値を列挙した資材一覧表の一部。
雲母・石灰石・白土、ストッパー、セメント、松材・杉板、耐火れんが石などの資材名と数量・数値を列記した一覧資料。
『駆逐艦樺建造報告』中の明細表と思われる頁で、「神戸山砂」「鋳物砂」「黒鉛」「コークス」等の資材名と数量・金額らしき数字が記されている。
『駆逐艦樺建造報告』中の一頁と思われる手書き集計表の画像。品名・数量・代価、工賃など駆逐艦建造費用の内訳が記される。
造船部の小製造主任・補助員任命と、造機部の中型駆逐艦製造工事概要。三年九月八日の内報後、汽筒模型製造に着手した経過を記す。
汽筒・缶の製作と機械積込み工程の記録。大正四年一月十四日の陸上摺合せ運転、同月二十一・二十二日の各機積込みなどを述べる。
大正3〜4年の艦艇工事経過概要で、主機械・補助機械の製造着手、陸上運転、艦内積込み、水圧試験の完了日を記す。
大正三〜四年の艦内補助機械製作・積込記録。重油煮燃ポンプや主送水機等の委託、山城分流用、水圧試験、駆逐艦工事受託理由を記す。
大正四年五月三日調べの造機部新造艦艇受託工事資料。担当工事と受託工事の工数・工費・材料費・計と百分比、一覧表が記される。
調査および実験結果に基づく原計画修正点の記録。推進軸船尾管貫通部の直径増、主送水機吸入管漉網面積増、有孔板廃止が記される。
主蒸気管・強圧法由喞筒・主排気管などの改正事項を記した資料。予行運転結果に基づく配管、喞筒、油漉器等の調整理由が述べられる。
駆逐艦用造機部の重量軽減規定と試運転記録。一九頁では二月二十一日から二十四日の主機運転・予行運転と成績が記される。
公試運転の経過記録で、摩擦熱や給水・強圧注油装置の不具合による中止、三月七日の成績と三月十五日の引渡し完了を記す。
造機部の製造日数・職工数・就業時間および予算決算比較の資料。起工から引渡しまで百七十七日、職工数十四万六千八百四十九人、差引残額なしと記す。
新造中型駆逐艦「棒」の工事費調査(自然工)の表で、主軸・主復水器・推進軸・給水喞筒などの工事項目と工数を列挙している。
重油加熱器・濾過器、消防ポンプ、ボイラー本体、煙路・煙突、主蒸気管など艦内機関関係の器具・工事数量を列記した明細資料。
主排出管・補助排出管・油管・水管、艦内工事、機関室通信器、試運転などの費目別数量・金額を列記し、合計を示す資料。
諸工事および石崎工事に対する附属費の集計資料。各附属費39,330,800、301,529,000、総計340,859,800が記されている。
計画重量と実際重量との差を示す資料。艦政本部計算の計画に対し実際は約十二トン半増加し、主機械・舵等の増減を列記する。
小型強圧通風機械、注油・重油噴燃ポンプ、ボイラーおよび付属品、煙突・煙路、各種管弁類などの計画項目を列挙した資料。
本艦建造工事の進捗が良好であった原因を列挙し、造機部の状況や有明型用道具の保存、職工の理解などを記す資料。
「四、材料の準備および配給について、その時機を誤らなかったこと」と記した資料で、材料手配の時期が適切だった点を述べている。
資料『駆逐艦樺建造報告』中の挿図・写真片とみられる。白地に細長い黒色三角形状の断片のみが写り、文字は確認できない。
駆逐艦樺の製造材料費一覧表で、造船・造機部の材料費を項目、金額、百分比、備考別に示し、「部外」や外国品材料の注記を付す。
材料節約利用の報告で、銅地金・上等コークス・松材および樺材について、再製や残粉炭利用、林区署材購入による節約額や見込みを述べている。
使用数量は極めて少なく特筆すべきほどではないが、総額で約八百三十円を節約できたことを述べた資料。
内国品・外国品の対照表で、製造費に直接あたらない賃金・材料費を示す。外国材料を除く合計は五万百二十二円八十五銭三厘。
艦政本部の需給材料使用一覧表で、配給材料総代価に対する機材料代価の百分比七・五七%や鋼材名・数値が記載されている。
駆逐艦梓の使用材料明細表で、操用時の別注文分に関する内国品・外国品の材料品目を列挙する。数量・代価欄は判読不能箇所が多い。
真鍮・銅・亜鉛・鉛などの金属材料や器具の一覧で、丸棒・管・線・釘・地金・伝声管用部品等の品目と数値が記されている。
「六、第六」として、檜の丸太、塩地村の木材、細縄、マニラ細縄、銅線網、米國松、鉛線など資材名と数量が列記された資料。
油類、塗料および塗装用具の一覧を記した資料。煮亜麻仁油、揮発油、白鉛粉、光明丹、コールタールなどが列挙されている。
薬品類・雑品の品目と数量を列記した資料。サルアンモニア、クエン酸鉄アンモニア、青酸カリ、塩酸、硝酸、各種塗料などが記される。
硫酸、アセチレンガス、カーバイト、石炭、木材、消毒器、金巾、生木綿など物資名と数値を列挙した表形式の資料。
ガラス類、文房具類、消耗雑品類、通信器類、計器類などの品目一覧。各文具料の使用は別表、納工事の使用分も別表に掲げると記す。
特別注文材料の使用一覧表で、売金所在または製造費で直接購入した使用材料を掲げる。資金購買、引抜銅管、リノリューム等の項目が読める。
『駆逐艦樺建造報告』所収の手書き一覧表を複写した頁。左右二面に分かれ、艦内装備・用品類の項目名と数値、頁番号「20」が見える。
機材料代価の百分比や、資金購買材料使用高九千二百九十三円三十銭八厘と別表との差額九十二円九十三銭一厘減の理由を説明している。
「外国品使用高一覧表」64頁。準備品別注文・取寄材料・製造所外購入材料中の外国品と、特別注文・貯蔵品使用等を列記する。
造機部の委託材料費表で、委託先・材料費・摘要を記す。「鍋(ボイラー)二挺の製作ほか百五十四件」などの項目が見える。
従来工事・材料の使用高一覧表で、他工事の廃材を本工事に使用し、決算上は無代価扱いとした材料の品名・数量等を記す。
『駆逐艦樺建造報告』中の手書き資料「造機部所掌樺製造材料費一覧表」。費目別材料費の区分・金額と備考が記され、頁上部に「68」とある。
「小艦政本部配給材料使用一覧表」で、ボイラー用銅板、リベット用丸鋼、乙形鋼などの配給材料名と数値が記されている。
(B)駆逐艦樺に使用した資金材料の明細表。特別注文材料の範囲を示し、鋼材・鉄材などの品名、数量、代価、外国品の別を列挙している。
スピーゲルマンガニース、フェロシリコン、各種銑鉄、真鍮板・銅板・鉛板など金属材料の数量・金額と外国品表示を列記した表。
ネーバル黄銅、銅、錫、亜鉛、アルミニーム等の丸棒・地金・線材の数量や金額を列記した資材一覧で、外国品の注記もある。
鋼線、燐青銅線、ヘマタイト鉱石、銅製目魚管、鍛接鋼管、真鍮製品、各種釘・鋲・ボルト等の品目と数量・金額らしき数値を列記した資料。
鉄製の割ピン、鉄鎚、送水機械、揚水装置、強圧通風機械、計器類、木材類などの品目と数量・金額らしき数値を列記した資料です。
「71-」と記された資材一覧で、杉・檜・樅・松材、板材、鋼線、綱索、煉瓦類などの品目名・単位・数量が列挙されている。
76・77頁の資材一覧で、珪酸煉瓦石、セメント、雲母末、帆布、硫化護謨板などの品名と数量・金額らしき数値が列記されている。
石炭類、コークス類、薪および木炭類、薬品類、塗具および油脂類などの品目別数量・金額を列記した物資集計表の一部。
石綿漆喰、石油、ガラス、パッキング等の資材名と数量・金額らしき数値を列記した資料。判読困難箇所を含む。
ハルポット、黒鉛るつぼ、製図用インク、ろうそく、真鍮鎖など雑品の品目一覧と、合計二六三二六〇・一一三三三五、四三〇が記されている。
『駆逐艦樺建造報告』中の「特別注文材料使用一覧表」と思われる手書き表。鋼板・鋼材・山形・金物などの品名、寸法、数量、用途等が記されている。
真鍮染織物、銅線網、船殻銅板、通信器、計器類、帆布・毛布類、薬品類、塗具、煉瓦類などの品目と数量・寸法・納入遅延等の記録。
雑品類「パッキング」外国品に関する代価表の一部。注文材料総代価に対する銭材料代価の百分比一三・七五、損減歩合一パーセント加算の備考が記載されている。
外国で使用した高の一覧表(出張)(D)。銅材、鉄材、銑鉄、金属材料、雑品などの品名・代価・記事を記し、使用材料総額に対する百分比は五、六二。
同艦の外部請負による運搬費一覧表と、物品繰替供給表を収めた資料。運搬費および物品供給の整理内容を示す。
造兵部の兵装詳細計画・備装に関する資料。大正三年十二月までの計画完了、供用兵器、工事主任、設備、特別製造の状況を記す。
大正四年一〜三月の兵装工事経過概要。小砲熕、水雷、電気、無線電信、計器工事の着手・完成日と順調な進捗を記す。
大正四年三月の房州舘山沖砲熕公試と東京湾木更津沖水雷発射管公試の記録。電気工事の計画変更や各公試の成績・破損状況を記す。
大正四年三月十三日横須賀軍港での電気・無線電信公試記録。成績概ね良好だが、無線空中線波長変更器の改良を要すると記す。
砲・発射管・無線電信機などの工事名称、数量、工事費・予算を列記した一覧表の一部。吉田、伊藤金林らの名も見える。
決算の朱字・黒字の意味、計画重量と実際搭載重量の比較、工事の一般状況を述べる資料。工事進捗が順調だった理由を列挙している。
駆逐艦榊の兵装工事に関する計画・備装予定表。大正三年九月十日建造命令、同四年三月十五日完成引渡し予定と記す。
『駆逐艦樺建造報告』中の一葉で、白紙上部中央付近に縦書きで「第十二表」とある。表本体や数値項目は確認できない。
大正四年四月二十日の駆逐艦「榊」兵器搭載重量表(その一)。砲・水雷・電気装置等の計画重量、実際重量、重量差、備考を対照する。
『駆逐艦樺建造報告』中の「第十三表」と読める一葉。表題以外の本文や罫線、数値欄はほとんど判読できず、内容は確認できない。
「別表第一 兵装に必要であった主要材料の準備および使用表」。真鍮板、亜鉛鍍鋼板、鉄釘用丸鋼、電線類、紅亜鉛、錫などの数量を列記する。